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リンゴマークから立ち上がらない! リンゴループに陥った時の対処方法

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iPhoneを使っていると稀に発生するリンゴループ

今回はそんなリンゴループの対処方法いついてご紹介します!

リンゴループって?

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そもそもリンゴループとは、大きく分けて

電源を落とした状態から再起動をしようとすると

・数分間に渡ってリンゴマークが表示されたあとに歯車マークにかわりまたしばらくしたら電源が切れて再起動を延々に繰り返すパターン

・リンゴマークが数分間に渡って表示された後に一瞬画面が消えてまたリンゴマークが表示されるを延々と繰り返すパターン

とに分けられます。

どちらも電源をつけようとするとリンゴマークが出てそこから進まないという共通点があります。このことをリンゴループと呼びます。

経験した人からは冷や汗が出た…めちゃくちゃ焦った…などの声をよく耳にします。

リンゴループの主な原因

リンゴループの起こる主な原因として以下のことが挙げられます。

・強制再起動を何度も繰り返し行ってしまった

iOSアップデートの失敗

・起動するために必要なファイルの破損

・落下などの衝撃、水没などによる外的要因による本体基盤の故障

・バッテリーの劣化により起動に必要なだけの電力が確保できていない

などの数多くにの原因が挙げられます。

このリンゴループの怖いところは原因が多岐に渡るということです。

そのため原因の特定が難しくさらに突発的におきるため多くの場合バックアップを十分に取れていなかったるすることが多いです。

リンゴループが起きた時の対処方法

ここからは、起こった時にすぐ試せる簡単な対処方法についてご紹介します。

これで直ればデータも無事な可能性が非常に高いです。

諦めずにチャレンジしてみましょう!

SIMカードを抜き挿しし再起動してみる

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通信的な部分でリンゴループが起こってしまった場合はこの方法が有効です。

iPhoneの右側にあるSIMトレーを引き出し、もう一度挿し直して再起動を行ってください。

(SiMトレーは、穴の空いている部分に針などの細いものを挿し押し出すことで簡単に外すことができます)

 セーフモードにして起動してみる

セーフモードとは、システムが破損してしまったiPhoneを直すための修理モードです。

セーフモードで起動すると通常の起動では不要なアプリは無視して起動するため特定のファイルが再起動を阻害しているときなどに特に有効な手段です。

機種別のセーフモードへの入り方は以下の通りになります。必ず電源を切ってから行うようにしましょう。

iPhone5・6系の機種の場合

1.ホームボタンと電源ボタンを同時長押しする

2.Apple社のロゴがでてきたら電源ボタンを離しホームボタンのみ押し続ける

3.ホーム画面が出たら完了

iPhone7以降の機種の場合

1.音量プラスボタンを押しながら電源ボタンを長押しする

2.Apple社のロゴが出てきたら電源ボタンを離し音量プラスボタンのみを押し続ける

3.ホームボタンが出たら完了

 ホーム画面が出てきて特に問題が無さそうでしたら電源を一度落してもう一度電源をつけてみてください。これでセーフモードから抜け出すことができます。

そしてこの方法で起動できた場合、最近入れたアプリといままで使っていたアプリとの相性によるリンゴループが原因として考えられますので最近入れたアプリをアンインストールするなどの対策もしておくとなお良いと思われます。

iTunesにつないでiOSをアップデートする

iOSアップデート中にWi-Fi環境から抜けてしまったり、電池がなくなったりなどしてアップデートが完全に行われなかった時に有効な手段です。

アップデートが完了することで復帰する場合が多いです。

iTunesによるアップデート方法はiTunesの案内に従って進めていけば初めてでも簡単に行うことができます。

iPhoneのバッテリーを交換する

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バッテリーの経年劣化によりiPhoneが立ち上がるだけの電力を供給できなくなったときなどに有効な手段です。

この方法は自分の手で行える人が少ないという欠点がありますが、使用して5年近く経過しているiPhoneですと可能性としては十分にあるため近くの修理店にもっていくなどして相談すると良いでしょう。

それでも直らないときの最終手段

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ここまでご紹介した方法を試してもうまく行かなかった場合は最後の手段としてiPhoneの初期化を試してみましょう。

※初期化することでiPhoneは使用できるようになりますが、全てのデータが消えてしまうため初期化は細心の注意を払って行うようにしてください。さらに、一番はじめにそのiPhoneに設定したAppleIDとパスワードがわからないとiPhoneを使えませんのでそちらにも注意しましょう。

リカバリーモードで初期化

リカバリーモードとは不具合に対し強制的にiOSを最新のものに更新することで不具合を解決するものです。

方法は以下の通りになります

1.PCでiTunesを起動

2.iPhoneの電源を切る

3.iPhoneのホームボタンを長押しする(iPhone7以降は音量マイナスボタン)

4.ボタンを押したままPCとiPhoneを接続する

5.ボタンを押し続け画面にLightningUSBケーブルとiTunesのロゴが表示されたらボタンから手を離す

6.この状態でiTunesを開くとiPhoneを”更新する”か”復元する”か選択する画面が出てきます

※一番初めはここで”更新”を選択してください。更新でデータも含めて起動することができる場合があります

7.更新でうまく行かなかった場合は”復元”を選択してください

復元が完了したら初期化完了です。バックアップがある場合はアックアップなどからデータの復元作業に移行してください。

DFUモードで初期化する

リカバリーモードで初期化できなかった場合はDFUモードを試してみてください。

(非公式の方法ですので、行う際は自己責任でお願いします)

DFUモードはリカバリーモードとは違いiOS起動プログラムを使用せず、強制的にiPhoneiTunesを接続させる方法です。

手順は以下になります

1.iTunesを起動する

2.PCにiPhoneを接続する

3.iPhoneの電源を切る

4.電源ボタンを3秒長押しする

5.電源ボタンとホームボタンを10秒ほど長押しする(iPhone7以降の機種は音量マイナスボタンと電源ボタン)

6.電源ボタンのみを離す。ホームボタン(音量マイナスボタン)は押し続ける

これで完了です。

 まとめ

今回はリンゴループの症状とその対策方法をご紹介しました。

リンゴループが直ることは100%ではありません。リンゴループが直らなくなりデータを失うことがないよう細かくバックアップをとる、icloudを有料版にしてクラウドにて保存するなどの対策をしておくことが最も有効です。

 

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